2009年03月23日

『六本木田舎家』ニューヨーク店に行ってきました

blog032309a.jpg創業約40年の老舗高級炉端焼き『田舎家』がニューヨークに進出、先月末オープンしました。

同店は六本木に2店舗、銀座に1店舗を構え、米大統領をはじめ各国要人やハリウッド映画俳優なども訪れることで有名なお店です。もともと外国人(非日本人)のお客が多く、根強いファンのリクエストもあり、今回のニューヨーク店開店に至ったそうです。

場所は、何と、ニューヨーク・タイムズ新社屋ビルの1階!ミッドタウンの中心地で、とても目立つ場所にあります。

炉端焼きって、とてもヘルシーですよね。
グリルで焼くので余計な油は使わないし、むしろ肉や魚介の脂は落ちます。遠火で炙るので、素材の美味しさがぎゅっと凝縮されます。

シンプルな調理方法だけに、素材の新鮮さやクオリティが、味の善し悪しを決めますので、食材へのこだわりは徹底しているそうです。

ユニークなのは「焼き方」と呼ばれる職人さんたちの働きぶり。

blog032309b.jpg作務衣にキリッとたすきがけ、手ぬぐいを頭に巻いた焼き方さんが、注文した食材を目の前で焼いてくれて、大きなへらを使って差し出してくれます。お客も参加できる餅つきや三本締めなどもあるそうで、日本情緒たっぷりのパフォーマンスを楽しめます。

正直なところ、ロケーションや食材にこだわっている分、お値段はちょっとお高めかな?

ディナーの平均客単価は70〜90ドルくらいだそうです。日本のお店では、メニューは全て「時価」で、平均客単価1万5千円〜2万円という高級店なので、「その味がこのお値段で食べられる」と思えばよいのかも!?




ここで、最近のニューヨークのレストラン事情を少々。
ニューヨークは歴史的な不況に直面しており、閉店に追い込まれる店が後を絶たず…。私が過去に取材したお店も、何軒か閉店してしまい、ステキなお店ばかりだったので、とても残念です。

特に、ゴージャス&ハイエンドな店舗は厳しい状況にあり、メニューや価格の見直しをするなど、生き残りをかけて努力しています。どんなにすばらしいコンセプトで、有名なシェフが作っていようと、時世に合わなければ厳しい現実が待ち受けているのですね。


期せずして、『田舎家』は厳しい経済不況下の開店となりましたが、ぜひがんばって日本の伝統的な食文化を広め、「ROBATA」という言葉を「SUSHI」のように全世界に広めてほしい!と思いました。

■Inakaya
620 Eighth Avenue
New York, NY 10018
Tel:212-354-2195
地図


★全米で発売されている日英バイリンガルの日本食専門業界紙『Japanese Restaurant News』の取材で出かけました。『田舎家』の海外進出の経緯、ニューヨーク店での新しい試みなど、詳しい記事は4月15日発行の4月号に掲載されます。もしお手に取っていただく機会がありましたら、ぜひご覧ください!

ラベル:レストラン
posted by Aya Ota at 10:00| レストラン&カフェ | 更新情報をチェックする
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