2009年03月25日

アメリカの子どもが一番多く食べる野菜は?

blog032509a.jpg「アメリカの子どもが一番多く食べる野菜」…。アメリカの食文化をご存知の方なら容易に想像がつくかもしれませんが、答えは「ジャガイモ」です。しかも、単なる「ジャガイモ」ではなく、「フライド・ポテト」だそうです。

レストランでは、ハンバーガーを頼んでもサンドイッチを頼んでも、付け合わせにフライド・ポテトがついてきますから、「なるほど、やっぱりね」という感想です。フライド・ポテトじゃなくても、マッシュ・ポテトなど、まぁ、とにかくジャガイモがついてくることが多いです。

しかし、日本人として沸々とわき上がる疑問…。それは「そもそも、ジャガイモは野菜なのか!?」ということです。
日本では、いろいろな分類方法があるようですが、栄養素別に分類されていることが多く、「ジャガイモ」は基本的に「芋類」で、糖質(炭水化物)に分類されています。

分類例)6つの基礎食品群
1群:良質タンパク質(魚、肉、卵、大豆・大豆製品)
2群:カルシウム(牛乳・乳製品、海藻、小魚)
3群:カロチン(緑黄色野菜)
4群:ビタミンC(淡色野菜、果物)
5群:糖質(穀類、芋類、砂糖)
6群:脂肪(油脂類、脂肪の多い食品)

blog032509b.jpgアメリカではUSDA(United States Department of Agriculture )が発表している「フード・ピラミッド」というものがありますが、以下のように分類されています。

Grains(穀物)
Vegetables(野菜)
Fruits(果物)
Milk(乳製品)
Meat & Beans(肉類、豆類)
Oils(油脂)

食品分類に加え、階段を上っている人のイラストは「エクササイズもしましょう」という意味です。

芋類は「Vegetable」、その中でも「Starchy Vegetable(炭水化物の多い野菜)」と分類されています。確かに芋類は植物なので野菜の仲間でしょうが、「野菜不足だからフライド・ポテトを食べよう!」っていうのも、炭水化物と油脂ばかり摂取してしまうので、なんだかおかしいですよね。。。

また、前にアメリカ人の知人が「タンパク質不足だから、ピーナッツ・バターを食べよう」と言いながら、ベーグルにたっぷりピーナッツ・バターを乗せているのを見て、目が点になったことがあります。確かにピーナッツにはタンパク質も含まれますが、やはり油脂が多い食品です。

アメリカでは、なんと「子どもの30%が標準体重以上」というほど、子どもの肥満問題が深刻化しています。もっと正しい知識の普及が大切だな〜と実感します。
(ちなみに日本の子どもの肥満は8%。危険信号が点滅中です!)

ちなみに…前にこのブログで「ニューヨーク州で肥満税導入が検討されている」と紹介しましたが取り下げられたそうです…。もし導入されれば画期的だと思っていたので残念です

上記に紹介した「アメリカのフード・ピラミッド」についてもいろいろと議論があり、政府やメーカーの力でコントロールされているのを感じます。その辺、また今度詳しく書きたいと思っていますので、お楽しみに。


■参考記事『USA Today』
'Eat your vegetables': For kids, it means fries

■参考『USDA Food Pyramid』
www.mypyramid.gov
ラベル:健康 肥満 栄養
posted by Aya Ota at 10:00| ニュース | 更新情報をチェックする
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