2009年06月30日

街中に増えるグリーン・カート

blog063009.jpg6月は一年で一番爽やかな天気のはずなのに、まるで梅雨のように雨ばかりの日が続いていたニューヨークですが、ようやく梅雨明けしたのか(!?)、ようやく夏らしい気候になってきました。

さて、ニューヨークの街中には「ベンダー」と呼ばれる屋台がいっぱいあり、ベーグルやドーナツ、コーヒーなど軽い朝食を提供する屋台から、日本で言う牛丼のようなガッツリしたランチを提供する屋台まで、その種類はさまざま。

中でも最近、「グリーン・カート」と呼ばれる果物・野菜専用の屋台が増えてきました。

実はこれ、ニューヨーク市の健康対策の一環なのです。


肥満や糖尿病患者の多い低所得者層地域を中心に「新鮮な野菜や果物をもっと身近に提供しよう!」という目的で、グリーン・カート営業の許可を大幅に増やしたそうです。

確かに「ちょっと小腹が空いたな〜」という時に、ピザやマフィンしかない…という状況ではなく、すぐ近くにバナナやオレンジを手頃な価格で買える屋台があれば、そちらを食べる人も増えるはずですよね。

う〜ん、なかなか粋な対策ですね〜。

「果物は太るのであまり食べない…」という人も多いかもしれませんが、果物には三大栄養素(タンパク質、脂肪、炭水化物)、ビタミン、ミネラル、食物繊維、フィトケミカルなどをバランスよく含む食品で、他のスナック類を食べるよりはずーっと健康的なのです。

また、果物や野菜に含まれる水分には体内の老廃物を浄化する作用がありますので、積極的に取り入れたい食品です。


アメリカでは、「人口の60%以上が標準体重以上」と言われています。ここまで来ると、確かに「肥満は個人の責任ではなく、政治や社会の責任」と言われるのもナットクですよね。こうやって行政が働きかけて、単に「野菜や果物をもっと食べよう!」と言うのではなく、「身近に買いやすくする」という具体的な政策に、ちょっと感心しました。
posted by Aya Ota at 10:00| ニュース | 更新情報をチェックする
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