2011年07月31日

大切な大切な友人の死〜病気が教えてくれること

数日前(日本時間7月27日朝)、私の大切な大切な友人、朝子さんが亡くなりました。

朝子さんは、私と同じホリスティック・ヘルスの学校を卒業した、ホリスティック・ヘルス・カウンセラー仲間です。私が、その学校でスタッフとして働いているときに、朝子さんが生徒さんとしてやってきたのが、出会いのきっかけでした。

(…でも実は、私の大学時代の級友が、朝子さんと朝子さんのご主人のキューピッドという深いご縁があり、友人の家で、結婚する前の朝子さんとご主人に会っていた…という事実が後から判明したのですが)

朝子さんは、2008年6月に乳ガンと診断されました。

骨への転移も確認され「Stage4(末期)」と宣告されました。西洋医学的には「uncurable」、つまり「治療不可能」という診断だったそうです。

それ以来、朝子さんは、食事・栄養理論や古今東西の代替医療を学び、あらゆるホリスティックなアプローチを試みる中、その選択肢のひとつとして、この学校で学んでみようと思ったのだと思います。

朝子さんは、お世辞ではなく、私の周囲にいる誰よりも健康で幸せそうで、いつもキラキラしていて、そんな重病を抱えているようには見えませんでした。ご自身でも「人生の中で、今が一番健康だと思う」と笑っていたほどでした。

彼女は、自分のガンと共存しながらも、その経験や知識で、さまざまな病気や症状を抱えるクライアントさんに、カウンセリングを行ってきました。病気を忘れてしまうほど元気だった彼女に甘えて、私も、さまざまな悩みを相談し、支えてもらいました。

このブログにも書いた「10日間瞑想体験」をはじめ、さまざまなセラピーや代替医療を一緒に体験したり、ワークショップやセミナーに出かけたり、勉強会を開いたり、ご飯食べながらおしゃべりしたり…と、本当にかけがえのない友人でした。


彼女自身もそうであったように、私も、彼女のガンは治ると信じていました。

しかし、ご主人のお仕事のご都合で昨年末に日本に帰国した後、今年に入ってガンが進行していることが判明。脳や肺、肝臓などへの転移も見られ、放射線治療なども試みましたが、数日前、天国に召されました。

朝子さんの言葉で印象に残っているのは「ガンになってよかった」です

「病気になったおかげで、ホリスティック医学を知って、人間の体や健康について違う次元で考えることもできた。たくさんのすばらしい人に出会うこともできた。そして、今度はホリスティック・ヘルス・カウンセラーという仕事に出会い、人を助けることもできる」…って、本当に明るく爽やかに言うんです。

病気は、本当にいろんなことを教えてくれます

「それまでの生き方、食べ方、暮らし方を続けていては、今まで使ってきた体や心ではやっていけないから、何かを変える必要があるんだよ」…ということを、病気が教えてくれるのだと思います。

本当に体調が悪いときは、そんなことを考える余裕はないと思うのですが、だんだんよくなってくると、病気から学ぶことが多いのに気づくのかもしれません。

私自身も、自分が体調を崩しボロボロになった経験がなければ、今の仕事に出会うこともなかったのです。
                     
病気だけでなく、仕事や人間関係のストレスなども、その渦中にいるときには「どうしてこんなに苦しいんだろう、なんでこんなに悲しいんだろう」と考えてしまうものですが、乗り越えてみると、自分が成長していたり、強くなっていたり、学んでいたりするものなのかもしれません。

朝子さんの訃報を聞いて以来、動揺して取り乱して、共通の友人に電話しては、泣いてばかりいます。この記事も泣きながら書いています。しばらくは泣いてばかりかもしれませんが、近いうちに、ちゃんと立ち直ります。

朝子さんが亡くなる前に近くにいてくれた友人によると、朝子さんは、自分の死を冷静に受け止めて、安らかで穏やかで、最期までとっても素敵だったそうです。天寿を全うし、健やかな死を迎えたそうです。

「朝子さんの意志を継ぐ…」という大げさなものではないですし、そんな自信もないのですが、今、自分がやっている食や健康の仕事を淡々と続けていこうと思っています。そして、朝子さんが伝えたかったこと、私に教えてくれたことを、多くの人に伝えていきたいと思います。


最近は、番外編『本当の自分に出会う旅・ハワイ島』」をつづっているのですが、今日は特別にこの話題を書かせていただきました。朝子さん、本当にありがとう。ひたむきで謙虚でいつも笑顔の朝子さんが、大好きでした。
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2011年06月15日

慈善事業から経済活性化へ〜さまざまな支援のかたち

ホリスティック・ヘルス・コーチの太田あやです。

東日本大震災から3カ月が経ちました。

ニューヨークでは今なお、毎日のようにあちこちで、さまざまなチャリティーイベントや募金活動が活発に開催されています。地震や津波の被害もさることながら、原発問題の影響が大きいせいでしょうか、復興再生への道のりの長さを物語っているようです。

それでも、最近は、復興に向けて一丸となって進んでいる様子が伝わってきて、日本人の底力にとても励まされています。

私の周辺では、しばらく控えていた出張や旅行を実行し、ニューヨークにやってくる人が増えたように思います。また、海外から日本への一時帰国を控えていた人も、今月辺りから、一気に動いているように感じます。

人それぞれ、いろいろな状況下に置かれていると思いますが、可能な範囲で少しずつ普通の生活を送っていくことが、経済活性化につながるのでしょうね。

チャリティーや寄付、ボランティア活動もまだまだ必要ですが、私は、今、少しでも日本の経済活性化に貢献したいと思い、あるプロジェクトの立ち上げに携わっています。

全米最大規模のオーガニック、ナチュラル、健康、エコ関連商品の展示会『ナチュラル・プロダクツ・エキスポ』で、日本企業がまとまって出展する『ジャパン・パビリオン-和-』を開催することになりました。

同展示会は、1981年から開催され歴史と実績があり、西海岸ではカリフォルニア州アナハイムで開催され、世界約100カ国から約2,000社の企業が出展、来場者は約6万人にも及びます。東海岸でも約1,000社が出展、約2万人の来場者があります。

そこに、世界的に評価の高いジャパン・ブランドを掲げ、日本企業がまとまって出展するパビリオンを作ろう…というアイデアです。

東日本大震災や原発問題で、私たちは多くの尊い命を失い、大きな被害を受けましたが、今こそ大きく変わるチャンス、変わらなければいけないのだと思います。

日本は、もともと資源に乏しい国ですから、国際競争力の高い環境関連技術を培ってきています。

長い歴史の中で、自然と共生してきた日本人のライフスタイルそのものに、省エネの技術や精神が深く根付いているのだと思います。

また、四季を愛し、自然が生み出す恵みに感謝し生まれた、健康的な食文化は世界に誇るべきものです。


米国ではますます健康志向が高まり、オーガニックやナチュラル関連市場は急成長しています。日本が誇るエコ&グリーン商品、健康食品などを通して、"和"の文化を世界に向けて発信できたら…と考えています。

実は、このプロジェクトの打ち合わせも兼ねて、西海岸のナチュラル・プロダクツ・エキスポの視察のためロサンゼルスに出張したその日に、東日本大震災が起こりました。何か深い意味を感じて、使命感を持ってこのプロジェクトに取り組んでいます。


●ナチュラル・プロダクツ・エキスポ 
ジャパン・パビリオン詳細はこちら

●参考記事
最近、関連の記事をいくつかの媒体に執筆しました。
オンラインで読めるものもありますので、ぜひご覧ください


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2011年06月09日

節電の夏…涼しく過ごす食べ方・暮らし方

ホリスティック・ヘルス・コーチの太田あやです。

大自然がぎゅっと凝縮した、島全体がパワースポットと言えるようなハワイ島の旅から、マンハッタンに戻ってきました。

ハワイ島は、ニューヨークから行けるアメリカ国内で一番遠いところ。これだけ民族や文化が凝縮しているマンハッタン島もパワースポットなのだと思いますが、何もかも違うハワイ島で、本当にいろんなことを考えさせられました。

ハワイ島の体験記は「番外編」として追ってまとめますので、楽しみにしていてください!

東日本大震災という大きな打撃を受けて、私たちは、自然を畏れ敬う気持ち、自然と共に生きることなどを見つめ直し、立ち直ろうとしています。このタイミングで、ハワイ島での体験を書く機会を与えられていることに感謝し、また意味や使命を感じています。



さて、正反対の島に戻ってきて、あまりのギャップに困惑しているところではありますが…今、ニューヨークはヒート・ウェーブ(熱波)が来ておりまして、ものすごく暑くて、ぼんやりした気分にさらに拍車をかけています。夜になっても32度あります。明日は36度まで上がるとか…(汗)。


今年の日本の夏は、節電が重要ですね。
今日は、節電の智恵だけではなく、気候に合わせた食べ方で、夏を涼しく乗り切る方法をご紹介したいと思います。

●夏野菜・夏果物を食べる
夏にとれるきゅうりやナス、トマト、スイカなど、水分をたっぷり含んだ野菜・果物は体の熱を下げる働きがありますので、多く取り入れるといいですね。

●季節にあった調理法で料理する
酢の物や和え物、軽く茹でたり蒸したり…と、季節にあった調理方法で料理しましょう。結果、エネルギーの節約にもつながりますね。

●肉類など高タンパク質やスパイスを取りすぎない
体温が上がります。

●アルコールや炭酸水、カフェインの入った飲料を取りすぎない
体温を低下する機能が損なわれます。

●水分をたくさん取る
喉が渇いていなくても水分はマメに取るようにしましょう。
その場合、冷たすぎないものを!お茶やジュースではなく、普通の水が一番です。

●適度に汗をかく
暑いから…とエアコンの効いた場所にずっとこもっていては、体温の調節機能が損なわれて、かえって、体から熱を逃がすことができなくなって、暑くなってしまいます。
熱中症などに気をつけてよく歩いたり、お風呂に入ったり、適度な発汗を促しましょう。

●太陽の動きに合わせて生活する
早寝早起きが、健康にも節電ライフにもぴったりです。

節電はとても大変ですが、これをきっかけに、私たちが忘れていたかもしれない、本来の暮らし方を思い出せるきっかけになるのでは…と思います。私は日本には住んでいませんが、一緒に節電を心がけて、自然と調和した夏を過ごそうと思っています。
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2011年05月31日

自然との調和、そしてサステナブルな社会

ホリスティック・ヘルス・コーチの太田あやです。

日本は例年より早く梅雨入りしているそうですね。
九州・沖縄地方にも早くも台風が来たとか…。
東日本大震災で大きな打撃を受け、復興に向けて進んでいる今、台風などの新たな災害が起こらないことを祈っています。

さて、ニューヨークには夏が来ました。
5月の最終月曜日はメモリアルデーという祝日なのですが、この日を境に暦の上で夏になるのですが、不思議なことに、本当にこの週末を境に、きっちりと夏のような気候に、変わります。冬が永いニューヨークでは、夏を心待ちにしている人が多いからでしょうか。その気持ちが通じるのか、この週末は、私が覚えている限り、天候が崩れたことがありません。

…ですが、実は今はハワイ島に来ています。
ニューヨークは急に真夏みたいなので、ハワイの方が涼しくて気持ちがいいです(笑)。

ハワイ島は、島全体がパワースポットのような島。熱帯雨林から、サバンナ、活火山や、雪が積もる山まで、地球のすべてがここにあると言われるほど、凝縮した島です。

ハワイでは、森羅万象すべてのものに神が宿っていると考え、さまざまな神に祈りや踊りを捧げ、いたるところに神殿や祭壇を作りました。自然の恵みも神からの授かりものと考え大切に扱い、すべてはまた自然にかえす…という、エコな発想で暮らしが成り立ってきています。
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これは…日本の伝統的な考え方にも共通するものですよね。

ところが、高度に発展した現代社会の中で、私たちは、そういった精神を忘れてしまっていたのか、おざなりにしてきてしまったのかもしれません。

東日本大震災では多くの尊い命が亡くなり、たくさんの方が被災し、今でも多くの人が大変な生活を強いられています。原発問題では、食の安全性に不安を感じたり、エネルギー不足で停電に備えたり…と、さらに多くの人の生活に影響を与えています。

でも、それは、私たち日本人にとっては、忘れてしまっていたかもしれない自然との調和、サステナブル(持続可能)な社会について、考えさせてくれました。

そして、それは世界中に影響を与えていくのだと思います。

ハワイ島初日に泊まったところは、徹底して、自然との調和やグリーン・リビング(エコな生活)を徹底して実践しているところです。風力・太陽発電で電力を作り、自家菜園で作った野菜たっぷりの食事、浴室備え付けの石けん類は全てオーガニック…という具合です。

無駄な電気は付けないので、夜は真っ暗、松の木が風にそよぐ音と波の音しか聞こえません。

ハワイ島については改めて番外編としてまとめたいと思っていますが、私自身、大都会ニューヨークで忘れてしまった本来のあるべき姿について、考える旅にしたいと思っています。楽しみにしていてください!
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2011年03月31日

日本人ってすごい、そして日本人ってこんなに愛されている

ホリスティック・ヘルス・コーチ&カウンセラーの太田あやです。

海外に住んでいると、日本にいたときには見えなかった日本の良さ、日本人のすばらしさが分かり「日本人でよかった」と思うことが多いです。日本が誇る高い技術を駆使したプロダクト、四季を大事にする日本の食文化、誠実で努力を惜しまない国民性……いろいろな場面で「日本っていいな」と思うのですが、今回の東日本大震災を通して、さらに「日本人ってすごい」と実感することが多くなりました

私もそうですが、海外で日本のニュースを見ていると、より故郷への思いが募るのでしょうか、何かしたいというもどかしい気持ちになるのでしょうか…。私の周辺では、日本人を中心に、すぐにさまざまな活動が立ち上がりました。9.11同時多発テロや阪神大震災の被災者が多いせいかもしれません。

毎日いくつものチャリティ・イベントが開催されています。グランドセントラル駅やタイムズスクエアなど、人通りの多いところには街頭募金を募るグループがいくつも立っています(ニューヨークはまだまだ寒くて日中でも気温が氷点下になることが多いのです…!)。

「日本人ってこんなに行動力と結束力のある国民だったのか」と、自分も日本人なのに、感心してしまうほどです。

日本の友人たちやニュースなどで、皆さんの生の声を聞くと、一人一人が「日本のために何かできることをしたい」と考えているのも伝わってきて、頭の下がる思いです。私たち日本人がこれほどまでに一丸となって、自分の国のことを真剣に思い、考えたことが、これまであったでしょうか…。

本当なら、私が日本にいる皆さんを励まさなくてはいけないかもしれないのに、こういった日本の皆さんの声で、私自身が逆に励まされるほどです。

「日本人ってすごい」と思うと同時に、「日本人ってこんなに愛されているんだ」ということも実感する日々です

海外からさまざまな支援をしていただいていることは、みなさんニュースなどでご存じとは思いますが、本当に意外なところで意外な人が意外なことをしてくれていて、驚かされます。

上記で紹介したような募金活動やチャリティイベントも、決して日本人だけでやっているんじゃないんです。本当にたくさんの国の人々が関わってくれています。

私は仕事柄、シェフやレストラン関係者に会う機会が多いので、その周辺での例を紹介しますと…。

先週、「En Japanese Brasserie」という和食レストランで、チャリティ・ディナーが開催されました。大物ジャズ・ミュージシャン、ウィントン・マルサリスがライブ演奏し、マドンナやジョージ・クルーニーなど著名人数十人がサイレント・オークションに貴重な品々を出品しました。同店の常連というマーサ・スチュワートも駆けつけました。料理やお酒は、被災地からのものを中心に使ったそうです。そして、250ドルのディナー・チケットを250人以上が購入してくれ(途中からあまりに人数が多くて断ったほどだとか)、一晩で7万5千ドル以上の寄付が集まったそうです。

また、セレブ・シェフたちがコラボレーションして、日本復興支援のチャリティ・ディナーを企画してくれています。一晩で有名シェフ数名の料理を一度に食べることができるというイベントです。

また、「Dine Out for Japan Relief(日本復興支援のために食事をしよう)」というイベントが立ち上がりました。70〜80軒の協賛レストランで食事をすると、売上の5%が寄付される…というものです。

その他、スペシャルメニューを用意してその売上を義援金にしたり、義援金ボックスを設置したり、チェック(お勘定)に、チップ以外に寄付金を書き込める欄を作ったり…。

さまざまな工夫を凝らした試みをしてくれているのですが、アメリカ人たちは口を揃えて「日本は経済力のある国で、復興する資金も技術も兼ね備えている。でも、日本のために何かしないといられない」と言ってくれるのです。

本当に、そういう言葉を聞く度に涙が出ます。

ある人は日本人の友人がいたり、ある人は日本に行ってよい印象を受けたり、ある人は日本食や日本製品のファンだったり、ある人はマンガやアニメなどのポップカルチャーが好きだったり……みんな、何かしら日本や日本人によい印象を持っていて、日本のために何かしたいと思ってくれているのです。

日本にいるみなさん、世界から日本を支援してくれる人、日本を思ってくれる人、全ての人に感謝の気持ちで一杯です。

私自身、日本人であることに誇りを持ちつつ、日本のみなさんのことも誇りに思いつつ、日々、できることをやっていこうと思っています。

●Love for Japan 奨学金
「こんな時だからこそ、人々の訳に立つ知識を学びたい」という声に支えられて、ホリスティック・ヘルス・コーチ資格取得に対して、特別奨学金を出せることになりました


posted by Aya Ota at 10:03| Comment(3) | 未分類 | 更新情報をチェックする

2011年03月23日

こんなときだからこそ、当たり前のことを大事に

ホリスティック・ヘルス・コーチ&カウンセラーの太田あやです。

震災関連のニュースを見る度に、胸が締め付けられるような思いがしています。

正直なところ、何を書いていいのか、何を書けば少しでもみなさんの役に立てるのか、途方に暮れています。こんなことは、昨年6月からブログ連載を開始してから初めてのことです。

「日本のために、私には何を伝えることができるのか」「私が何を書いても、何を伝えても無責任な発言になってしまうのではないか」「誰かを傷つけてしまうのではないか」…と苦しみながら書いています。


先週、地震発生時にはロサンゼルスにいた…という話を書きました。私にとってロサンゼルス出張は「非日常」だったので、気を強く持っていられたように思いますが、ニューヨークに帰り現実の生活に戻った途端に、不安や心配から疲弊してしまい(時差やフライトなどによる身体的な疲労もありましたが)、ぐったりしてしまいました。ふとしたことで、涙がぽろぽろ流れたり、声を出して泣いたりしてしまいました。

……こういう状態を「共感疲労」と言います。

他人の悲しみや苦しみに接して、感情移入してしまい、精神的・肉体的にダメージを受けてしまう状態のことです。食欲ややる気がなくなったり、不安感、焦燥感、疲労感を覚えたりします。

この状態は多くの人にとって「異常事態で起きる正常なこと」なのでしょう。

特に、海外から日本のニュースを見ていると、被災地の悲惨な状況しか伝わってこないせいか、私の周囲では、多くの人が同じ状態に陥っていました。

自分自身が「共感疲労」の状態から立ち直る過程で、多くの人の心に触れ、励まされました。そして、そこから学んだこと、感じたことを、お伝えしようと思います。

●自分自身を癒すこと
被災した方、大切な方を失った方にとって、その苦しみや悲しみは計り知れないものです。しかし、この震災は、全ての人にとって心が痛む出来事だと思います。「避難所にいる方、大切な人を失った方に比べたら自分のつらさはたいしたことない」などと卑下しない。少なからずショックや悲しみを受けた自分自身を癒すことに罪悪感を持つことなく、心に落ち着きを取り戻すように心がけることを大切に…。


●毎日の営みを大事に
「自分は何もできない」と無力感に陥るかもしれませんが、「毎日を丁寧に過ごす」だけでも十分なのではないでしょうか。もちろん、まだまだ普通の生活にはほど遠く、丁寧に過ごす余裕のない方はたくさんいらっしゃるでしょう。ニューヨークに住み、これまでと変わらない生活を営めている私が言うのは、本当におこがましいかもしれませんが、毎日の暮らしに感謝し、丁寧に過ごすことを、大事にしたいと思います。


「想い」の力はとても強いと信じています。一人一人が、不安や悲しみの気持ちを少しでも取り除いて、よいエネルギー(気)を保つこと……。小さなことに感じるかもしれませんが、実はこれが、日本を支える大きなパワーになるのではないかと思います。



今回の震災で、誰もが、何かしら「変化」があったのではないかと思います。

ふだん疎遠になっていた友人や家族と連絡し、絆を深めたり…
水や食料、電気など当たり前と思っていたことのありがたみに気づいたり…
原発問題で、改めてエコロジーについて考えたり…
自然の驚異と同時に、偉大さや美しさに気づいたり…


私たちみんなに、大きな変化が訪れようとしているのかもしれません。

人の人とのつながりや、内面の充実、自然との調和を大事にする時代に入っていくのではないかと思います。

これまで日本は経済発展のリーダー的な役割を果たしてきましたが、私たち日本人には、そういう時代をリードする役割があるのでは…と感じています。
posted by Aya Ota at 15:03| Comment(2) | 未分類 | 更新情報をチェックする

2011年03月16日

世界が日本を心配し、見守り、支援してくれています

ホリスティック・ヘルス・コーチ&カウンセラーの太田あやです。


東日本大震災により日本に大きな被害が出ていることに、心を痛めております。被災されたみなさまに心よりお見舞いを申し上げます。そして、亡くなられた方のご冥福を心からお祈り申し上げます。


海外に住んでいる私に何ができるのだろう……と考え、まずは、今回の震災で大きな悲しみや苦しみを抱えている日本のみなさんに、少しでも「希望」が伝えられるよう、こちらの状況をお伝えしたいと思います。


世界各国の人々が、日本を心配し、見守り、支援をしてくれようとしています。


私が地震のニュースを聞いたのは、ロサンゼルスに出張中のときでした。
「ナチュラル・プロダクト・エキスポ・ウェスト」という米国最大級の見本市の視察・調査が主な目的でした。

ロサンゼルス到着当日、ホテルにチェックインするときに、フロントの人が日本で大地震があったことを教えてくれました。宿泊したホテルでは、NHKのニュースをリアルタイムで見ることができました。

ロサンゼルスも大地震の起きる地域ですし、津波警報も出て警戒態勢に入りましたが、何よりも日本の状況が心配でした。すぐに東北に住む従姉妹や友人たちに連絡を取りましたが、返事はありません。不安な気持ちを抱えつつ、夜もあまり眠れないまま、翌日エキスポ会場へ行きました。



今回の大震災のニュースは海外でも大きく報道されているので、エキスポ会場では、私が日本人と分かると、本当に多くの人が「家族や友人は大丈夫か」と声をかけてくれ、人々の暖かさを感じました。

エキスポには、たくさんの日本企業も出展していましたが、みんな不安な気持ちを抱えながらも、平常心を保ってがんばっていました。日本人同士では「海外にいる日本人ががんばることが、日本を支えることにつながる」と話しあいました。


宮城県に住む従姉妹に連絡が着いたのは、地震発生から1日半経ってからのことでした。

日本に住む家族より、ニューヨーク在住でロサンゼルス出張中の私の方が先に連絡が取れ、私が日本の家族に連絡をしました。

日本の電話や携帯が、とても混乱していることが伝わってくる出来事でした。

日本の家族は、携帯間でメールしたり、携帯に電話したりしたのでしょうが、海外のパソコンから携帯メールへ連絡したのが、一番早かったようです。。



ロサンゼルス空港からニューヨークに向かうとき、福島県に住む友人からも、短くて緊迫感のあるメールが届きました。

「あやちゃん、やばい。ライフラインダメです。放射能が。家族の名前です。(以下7人、ご家族の名前)----。----。----。----。----。----。----。」

このメールを見て私は、友人の家族全員が安否不明なことを悟り、空港からインターネットに接続し、安否確認サイトなどで、友人の家族を捜し始めました。幸い、その後、すぐに友人は家族と連絡が取れたのですが、「海外だからこそ手伝えることもある」と実感できました

他の友人ともだんだん連絡が取れつつありますが、まだまだ混乱が続いています。




海外でもさまざまな日本支援体制が整いつつあります。

アメリカ政府も早々に、国際社会が結束して支援にあたる姿勢を示しましたし、ニューヨーク市もすぐに義援金募集を開始しました。在米日本人を中心に募金活動などのボランティアがすぐに立ち上がりました。

私たち在米日本人に対しても、大手電話会社やケーブルTV企業が日本への国際電話を無料にする措置が取られたほか、本当にたくさんのアメリカ人の友人たちが電話やメールをくれ、その度に、みんなの暖かさを感じて、涙を流しています。

海外に住む日本人、そして世界中の人が、日本を心配し、見守り、支援してくれています。


また、このような大災害でも、略奪や犯罪などが起こることなく、秩序を持ってお互いを思いやりながら復旧に努める日本人の姿勢や行動が大きく報道され、高く評価をされています。
例)CNN:Orderly disaster reaction in line with deep cultural roots


日本人であること、日本に暮らす日本人のことを、誇りに思います。

ニューヨークに住んでいるからこそできることがあるのではないか…と考え、行動していきたいと思っています。

そして、日本のために祈っています。
posted by Aya Ota at 04:03| Comment(0) | 未分類 | 更新情報をチェックする

2011年02月23日

シンプル&ナチュラル!食用以外の塩の活用法

ホリスティック・ヘルス・コーチ&カウンセラーの太田あやです。

ニューヨークでは先週金曜に急に20度近い日があったかと思えば、今朝の気温はマイナス8度…。たった数日で30度近い気温差があり、調子が狂ってしまいそうです。春が待ち遠しい日々です。

さて、アメリカでは、5年ごとにUSDA(米国農務省)が「アメリカ国民のための食生活指針」というものを発表します。その中では、第一に肥満問題が取り上げられていますが、次に問題視されているのは塩分です。

アメリカでは3人に2人が体重過多、70%以上が高血圧または予備軍と言われているので、深刻な問題です。

でも、今日は、塩分を敵対視して「塩分を控えましょう…」という話ではなく、食用以外の塩の使い方についてご紹介したいと思います。

これまでにも花粉症対策の鼻洗浄や、デトックス効果の高い入浴法の記事でも塩が大活躍してきましたけど、上手に取り入れると、シンプルでナチュラルな生活が実現できますよ!

●歯磨き、歯茎の健康に

これはみなさんよくご存じと思いますが…。歯ブラシの先や指先につけて磨くと、歯周病や歯槽膿漏の予防につながります。続けると歯茎がきれいなピンク色になります。


●疲れ目に

洗面器にぬるま湯と大さじ1杯の天然塩を入れて、顔をつけて十数回瞬きします。その後、真水でも同様に瞬きをします。そうすることで、目の血行を促進し機能回復を早めることができます。


●便秘予防

朝起きてすぐ、グラス1杯にひとつまみの塩を入れて飲むと、便秘に効果あり。

これは、「浄化作用の高い入浴剤」の記事でも紹介したエプソムソルトでも効果があります。エプソムソルトを小さじ1杯溶かした水を、毎朝、3週間飲むことで、口から肛門まで続く消化器官のクレンジングができます。簡単な方法ですので、試してみてくださいね。

●二日酔い防止

お酒はほどほどがよいのですが、「どうしても今日は飲まないといけないなあ」という日には、事前に、天然塩をひとつまみ入れた水を飲んでおいてください。天然塩に含まれるミネラル成分がアルコール分解を促進するため、酔いにくくなります。
悪酔いしたときに飲んでもよくて、回復を早めます。


●鼻腔を洗浄する

これは前にも紹介しましたが、専用のポットを使って、鼻をすすぐ方法です。

●バス・スクラブでお肌つるつる

肌の角質の除去、老廃物の排出を促進するなどの効果あり。粗塩のザラザラ感でマッサージ効果もあります。


●カーペットの汚れ落とし

汚れた部分を濡らし、塩をつけてぽんぽんと軽く叩くと汚れを吸収してくれます。


●食器洗い・茶渋落とし

研磨剤のように食器や調理器具を傷つけることなく、しつこい汚れや茶渋を落とすことができます。鍋やフライパンの焦げ付きに、塩をつけて熱すると汚れが塩に吸着すします。合成洗剤と違い、肌や地球にもやさしい方法ですよね。


●岩塩ランプでリラックス

岩塩のキャンドルスタンドやランプもおすすめです。
サーモンピンクやオレンジ色の岩塩を通した柔らかな光はもちろん、マイナスイオンを発生するため、リラックス作用があります。パソコンや家電などの電磁波やプラスイオンに囲まれた生活に癒しのパワーを発揮します。


●盛り塩で場を清める

昔から塩には浄化作用があると言われていますが、「盛り塩」には厄を祓い清め、新しい力を生み出す作用があります。粗塩の天然塩を10g程度、白や素焼きの皿に盛り、感謝の気持ちを込めて、玄関や水場などに置きます。

玄関に置くと家庭に幸運をもたらす、バスルームや台所などの水場に置くと厄を落とし健康に効果があるなどと言われていますが、紙に包んで持ち歩いたり、車に置いたりするのもいいそうです。


合成・化学物質たっぷりの洗剤や薬を買わなくても、塩でずいぶんいろんなことができるなあと思います。他にもいろいろな活用法がありますが…地球とカラダと心のために、試してみてくださいね!
posted by Aya Ota at 12:02| Comment(1) | 未分類 | 更新情報をチェックする

2010年09月01日

究極の地産地消! 大都会・マンハッタン産の蜂蜜

ホリスティック・ヘルス・コーチ&カウンセラーの太田あやです。

「地元で取れた食物を食べましょう」とよく言われますが、マクロビオティックでは「身土不二」と呼ばれ、「人間も宇宙や地球環境の一部なので、その土地で取れた食べ物を食べることが、体にいい」という考え方です。

ニューヨークでも「ローカル・フード運動」、つまり「地産地消」が盛んです。

地元で採れる食材は、輸送に時間がかからないため新鮮で味や栄養価もよく、輸送にかかるエネルギーを抑えられるので環境にもよいため、ヘルス・コンシャスな人は、足繁くファーマーズ・マーケットに通っています。

このファーマーズ・マーケットに究極の地産地消の蜂蜜があります。

何と、マンハッタンのビルの屋上で蜂蜜を作っているんです。大都会マンハッタンで蜂蜜作り…という何ともミスマッチな組み合わせ。もう、これぞ超ローカル!

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その名も「N.Y.C. Rooftop Honey」。オーナーのDavid Gravesさんはもう15年以上も、ニューヨークのビルの屋上で蜂蜜を生産しているそう。現在、マンハッタン、ブルックリン、ブロンクスなど7カ所のビルで作っているそうですが、ひとつの巣箱で50パウンド(約22.7キロ)もの蜂蜜が取れるとか。

味はとても濃厚で素朴。巣箱によって味が違うそうです。
クリントン元大統領やトム・ハンクスも大絶賛して、手紙やサインを残しています。

大きめのビンで15ドル、小さいもので5ドルとちょっとお高めですが、非加熱(Raw)で栄養価や酵素がたっぷり。私は、日本人観光客向けにホリスティック・ヘルス・ツアーをやっていますが、ニューヨーク観光のお土産として買っていく方も多いんですよ!

最近は日本でも銀座や永田町などで同様の取り組みが行われているとか。屋上緑化にもなるし、人びとが「地産地消」を意識するようになるし、おもしろい試みですよね。



<ツアーのご案内>
ニューヨーク ホリスティック・ヘルス・ツアー

posted by Aya Ota at 16:09| Comment(2) | 未分類 | 更新情報をチェックする
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