2011年11月07日

アンドルー・ワイル博士の呼吸法〜ホリスティック・ヘルス・カンファレンスより

11月6日、私がホリスティック・ヘルスの資格を取得した学校が主催する「ホリスティック・ヘルス・カンファレンス」に参加してきました。

(今回は、ホリスティック・ヘルス・コーチとしての日頃の活動を評価していただいて、VIPとして招待していただきました)

このカンファレンスは、現在、プログラムを受講する生徒や卒業生を対象に開催されているものです。プログラムは全て通信教育なのですが、こうやって年に数回、カンファレンスが開催され、食や栄養分野で世界的に有名なゲストスピーカーの講義で最新の知識や情報を得られたり、ホリスティック・ヘルス・コーチとしての自己成長についてディスカッションしたり、クラスメイトたちとコミュニケーションを図ったり…と、とてもモチベーションの高まる内容です。

今回は、『Food Day』を創設したCenter for Science in the Public Interestのエグゼクティブ・ディレクターを務めるマイケル・ジェイコブソン博士のほか、代替医療業界では知らない人はいない世界的権威、アンドルー・ワイル博士の講義がありました。

ワイル博士は、最近では、日本でもワイル博士がプロデュースに関わったオリジンズのスキンケア商品が発売されるなど、ご存じの方も増えてきたのではないかと思います。

ワイル博士から学ぶことは本当にたくさんあり、いずれこの連載でも紹介したいと思っておりますが、今回は、このカンファレンスで教えていただいた「4−7−8呼吸法」をご紹介したいと思います。


<4−7−8呼吸法>

これは、「リラクシング・ブレス」とも呼ばれる方法で、精神安定に効果大。

[準備]
椅子に座り背中をまっすぐにします。舌の先を上の歯の裏側に軽くつけます。呼吸法をしている間は、舌はつねにこの位置です。

(1)口を閉じて、4カウント、鼻から息を吸います。
(2)7カウント、息を止めます。
(3)8カウント、口から完全に息を吐き出します。このときに「スー」または「フー」という音を出します。



上記(1)〜(3)が1セットですが、これを1度に4セット繰り返します。
1日2回程度やるとよいそうです。

6週間ほど続けると、ストレスが原因とされるさまざまな心身の病気に効果が現れるそう。

この4−7−8という割合がポイントなんだそうです。
つまり、1カウントごとの長さは関係なく、割合が重要…という意味です。7カウント、息を止めるのが苦しければ、早く数えてもいい訳です。

朝起きたときや寝る前などに実践してもいいですし、イライラしたとき、緊張したとき、疲れたとき…などにやるとよいそうです。

私は、数回実践しただけでも、リラックスできるのを感じられました。時間もお金もかからない方法ですので、ぜひ試してみたいですね!


★ホリスティック・ヘルス・コーチ資格取得に奨学金

11月7〜11日までに登録する人限定。抽選で受講料全額免除のチャンスもあります

★食・栄養関連のおすすめグッズ
アンドルー・ワイル博士の書籍をはじめ、さまざまな食・健康関連の本や食材など、私のおすすめグッズを紹介しています
posted by Aya Ota at 16:11| Comment(3) | 心のクレンズ | 更新情報をチェックする

2011年05月25日

心のケアの重要性<ストレス・テスト付き>

ホリスティック・ヘルス・コーチの太田あやです。

今日、医療ソーシャルワーカーをしている知人が被災地に赴く…と聞きました。

東日本大震災直後から、心のケアの重要性が叫ばれてきましたが、大きな悲しみやショックから数カ月経ってだんだん落ち着いてくる頃に、改めて不安やつらさなどの感情が起こり、自殺者が増えることがあるそうです。

被災された方はもちろんですが、余震や原発問題で不安な日々を過ごしている人もたくさんいるでしょう。そういったニュースを見て心を痛めている人もいるでしょう。

「自分は被災してないのだから」と思わず、そういった小さなストレスも見逃さず、大切に癒してあげてくてださい。

そこで今日は、すぐにできるストレス・チェックをご紹介します。
この1カ月くらいの状態で当てはまるものをチェックし、その数を合計してください。

(1)体が疲れやすい
(2)眠れない日が多い
(3)食欲がない日が多い
(4)食べ過ぎてしまうことが多い
(5)首や肩がよく凝る
(6)イライラすることが多い
(7)何もやる気がしないことが多い
(8)投げやりな気持ちになることが多い
(9)集中できないことが多い
(10)憂うつな気分が続いている
(11)仕事や生活で、ミスが増えた
(12)身だしなみを気にしなくなった
(13)規則やルールに違反することをしてしまった
(14)金遣いがあらくなった
(15)外出するのがおっくうになった

<判定>
さて、気になる判定結果ですが…。



男性0〜5 女性0〜6
ストレス度は平均以下。今のところ特別な対処は必要ありません。

男性6〜7 女性7〜8
ストレス度は標準程度。ただ、ストレスが少したまり始めているので、早めに休む・遊び的要素で気分転換を図るなど、ストレスをためないよう心がけましょう。

男性8〜12 女性9〜12
ストレス度が高い状態。リラクセーションや休息を心がけるなど、積極的にストレス対策に取り組んだほうがいいでしょう。

男性13以上 女性 13以上
ストレス度が非常に高い状態。早急に対処することが必要。自分だけで対処できない場合は、医師やカウンセラーなど専門家に相談しよう。


★男性と女性の点数差
これは、ストレスの感じ方に差があるため。
一般的に女性の方がストレスを感じやすいが、対応能力も高いそうです。男性の方が心の病にかかる確率は低いが、自殺率が高いそうです。そのため、男性には女性よりやや強めのアラートが必要なのだそうです。

なかなか興味深い男女差ですね。

★10番、13番をチェックした人は要注意!
10番をチェックした方は、うつ状態やうつ病の可能性大。症状が長く続く場合は、医師や専門家へ相談を。

13番をチェックした方は、社会的信用を失いかねない重大なリスクを抱えていることになる。ストレスが原因とは限らないが早急な対処が必要。

なお、体の症状が出ている場合には、ストレスが主な原因ではなく、身体的疾患の可能性もあるため、症状がひどいときや気になる場合には、早めに対処が必要です。


いかがでしたか?

このテストは、以前、全米で発行されている『U.S.FrontLine』という雑誌に「ストレスと解毒」という特集を執筆したときに、ご提供いただいたテストです。

この特集ではストレスも毒のひとつとして積極的に解毒する必要性を説いていますが「笑う」「瞑想する」「体を動かす」など、身近にできるストレス解毒法を紹介していますので、よかったらご覧くださいね!

自分を大事にしないと、他人も大事にできませんから…。自分のストレス状態を把握して、ケアを心がけてくださいね。


<お知らせ>
ホリスティック・ヘルスでは、食事や栄養よりも心の内面のバランスを大事にする…という考え方があります。

震災直後から、「こういう時こそこの知識を学びたい」という声が聞かれるようになりました。

現在、期間限定で、ホリスティック・ヘルス・コーチ資格取得に特別奨学金をご提供しています。「自分自身のため、家族のため、友人のため…この知識を学びたいと思う人のお役に立てれば…と思います。ぜひご活用ください。
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2010年10月20日

ストレスも毒のうち!すっきり解毒してヘルシーに

ホリスティック・ヘルス・コーチ&カウンセラーの太田あやです。

解毒(デトックス)と言えば、通常は、体内にたまった有害物質や老廃物、つまり「体内の毒」を排出することを意味します。

でも、私は「ストレスも毒のひとつ」と見なして、積極的に解毒することを推奨しています。

「ストレスによって生じるネガティブな感情=心の毒」がたまっていくと、うつ病や依存症、パニック障害など心の病の原因になるだけではありません。

体に与える影響も重大で、体の病の約80%にストレスが関連していると言われています。

一方、「体の毒」である有害金属や化学物質の中には、倦怠感、疲れやすさ、うつ症状、不安感などを引き起こすものがあるんです。

「心の問題だと思っていたことが、実は、体にたまった有害物質が原因…!」ということもあるのです。これ、結構、ショッキングですよね?

それで、心と体、両面から解毒していくことが大事なのです。

今回、全米で発行されている『U.S.Frontline』という雑誌に『ストレスと解毒』という特集を執筆しました。

注目のストレス解毒法体験レポートや、毎日の食事や生活習慣の改善で気軽に実現できる解毒法や、日本人が抱えるストレスの日米比較も紹介しています。

全6ページ、1万文字以上に及ぶ力作ですので、ぜひ読んでみてください。

全米にお住まいの方、もう各所で配布されていますので、ぜひピックアップしてください。ピックアップできない方は、もうすぐオンライン版もアップされると思いますので、チェックしてくださいね!

その他の執筆実績はこちら

posted by Aya Ota at 20:10| Comment(0) | 心のクレンズ | 更新情報をチェックする

2010年10月10日

「笑い」はお金のかからない医療

ニューヨーク在住ホリスティック・ヘルス・コーチ&カウンセラーの太田あやです。

「笑う門には福来たる」ということわざもありますけど、思いっきり笑った後って、気分もスッキリ、表情も晴れやかになりますよね?

現在、世界の医療界で「笑い」は薬に頼らない・副作用のない新しい医療として注目されています。

がんやウィルスを殺すナチュラルキラー細胞を活性化、免疫力や自然治癒力を高めることが実証されているほか、笑うことで腹式呼吸が副交感神経に働きかけ自律神経を整え、ストレスホルモン・コルチゾールを減少させ、明るく前向きな気分になれる効果があると言われています。

友人や家族と楽しおしゃべりしてもいいし、お笑い番組を見てもいいし…、なんと、作り笑いでも同じ効果があるんですよ!


「ただ笑う」ことを目的に考案された「笑いヨガ(Laughter Yoga)」をご存じですか?
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「笑い」と「ヨガ呼吸法」を組み合わせたエクササイズで、体内に大量の酸素を取り込める、横隔膜呼吸で内臓をマッサージできるなどの医療効果も注目され、今や、世界約65カ国に普及しているものです。

お遊戯のようなアクションと共に、大笑いするのですが、とっても楽しいのです!

エクササイズ終了後は、お肌もつやつや、心なしか若返ったような印象になります。

この「笑いヨガ」については、近々発行される「U.S.Frontline(※)」の『ストレスと解毒』という特集で、もっと詳しくレポートしていますので、ぜひご覧くださいね。発行されたら、このブログでも告知します!

「笑いすぎでシワができる」…と心配されるかもしれませんが、笑わないでいると、顔全体の表情筋が衰えて、かえって肌のハリやツヤに悪影響

思いっきり笑って、ストレスを吹き飛ばして、健康な毎日を送りたいですね〜。

●笑いヨガについて
Laughter Yoga International

●その他の執筆実績
健康・食・栄養・環境などのジャンルでさまざまな記事を書いています。詳細はこちらをご覧ください

※『U.S.FrontLine』は全米邦字媒体で最大級5万5千部を発行する雑誌です。
posted by Aya Ota at 10:10| Comment(1) | 心のクレンズ | 更新情報をチェックする

2010年09月10日

心の解毒!〜10日間で100時間の瞑想体験(その3)

ニューヨーク在住ホリスティック・ヘルス・コーチの太田あやです。

※この記事は「心の解毒!10日間で100時間の瞑想体験その1)/ その2」の続きですので、前の記事から読んでくださいね!

「瞑想法」には、マントラを唱えたり、イメージを思い浮かべたり、呼吸に集中したり…と、いろんな種類があるのですが、このヴィパッサナー瞑想は、ただひたすらに「自分を見つめる、体に起きている感覚を見つめる」というものです。

マントラやイメージがある方が瞑想しやすい分、このヴィパッサナー瞑想は大変なんですが、その分、より純粋なのではないかと思います。

体に痛みや不快感といった「感覚」が出てくることは、心の中の不浄なものが体の表面に浮かび上がってきて消えていく…という過程なのだそうです。

なので私は、痛みや不快感があるときは「これで心がきれいになっていく!」と喜んで、静かに耐えました(※コース期間中、写真を撮れなかったので、下記はイメージ写真です)
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また、この10日間のコースでは、朝4時半から夜8時まで10時間の瞑想を終えた後に、約1時間半の「講話」の時間があります。

この講話は世界各国の言語が用意されているので、私はより深く理解するために日本語版を聞きました。

一日の瞑想で体は疲れ切っているので、1時間半の講話は長く感じるのですが、これが本当にためになる話ばかり。

悩み、苦しみ、怒り、悲しみ、妬み、嫌悪…といった感情やストレスはなぜ生まれてくるのか。そして、そういった感情に対して、どう対処していったらいいのか、フィジカルで(体を使った)実践的な方法を教えてくれます。

仕事、家庭や恋愛などの人間関係、お金、健康…などなど、人生にはずーっとストレスがつきまといます。もちろん、楽しいこともたくさんありますが、どんな人にも、それなりのストレスやコンプレックスはあると思います。

楽しく幸せな人生を送っていた人が、ある日突然、身近な人が亡くなったり、事故にあったり、リストラされたり…と、不幸のどん底に突き落とされることだってあります。

それらのストレスやネガティブな感情が起きる原因はなくなることはありませんが、この瞑想法を続けていけば、それらを静かに受け止めて、調和のある平穏な心が保ち、悩みのない人生が送れるのではないか…と思いました。

最終日には、これから「朝夕2回、各1時間の瞑想をするように」と言われます。

「え!1日2時間も!」とビックリしたのですが、この瞑想を続けていると、睡眠時間がだんだん深く短くなり、意識がとぎすまされて集中力も高まってくるので、とても効率よく仕事や日常生活をこなすことができるようになるそうです。

また「人生は、1日に2時間も瞑想しないと調和が保てないほど、苦悩に満ちているのか」と感じましたが、実際に、特に現代社会ではそうなのかもしれません。

私はこの瞑想について予備知識もほとんどなく、単に「10日間ひたすら瞑想するセンターがある」ということに興味を惹かれて参加したので、まさか「煩悩や苦悩のない境地(涅槃や解脱)を目指して1日2時間瞑想する」…という厳しい修行の道(?)に足を踏み入れることになるとは、思ってもみませんでした(苦笑)。

でも。2500年もの伝統があり、世界中に広がりつつある瞑想法なのですから、素直に教えに従って、(できる限り)1日2時間座ってみようと思っています。

講話の中で、「このヴィパッサナーに出会えた人は、これまでよい行いをしてきたからだ」という話があります。

世の中にはヴィパッサナーという言葉すら耳にしない人も多い中、このブログを読んでいただいている方も、よい行いをしているということなのでしょう!(いつも読んでいただいてありがとうございます)。

この瞑想を学ぶには、10日間のコースに参加する必要があります。
到着日と解散日を入れると、12日必要です。
12日間もの時間を作るのは、なかなか大変なことですが、本当に意義があることだと思います。

私は「もっと前にこの瞑想に出会っていれば、こんなに苦悩を味わうことはなかったのでは」なんて思ったくらいです。でも、きっと、その人にとってベストなタイミングで巡ってくるものなのではないかと思います。

まだまだ始めたばかりなので、雑念だらけでうまくできないことも多いし、実感や効果はハッキリ感じられませんが、これからの人生を「生きていく技」を教えてくれたこの瞑想法に出会えたことに感謝です。

★U.S. Frontline10月20日号に「ストレスと解毒」という特集を執筆しています。今回の瞑想についても触れる予定です。乞うご期待!
これまでの執筆実績
posted by Aya Ota at 00:09| Comment(2) | 心のクレンズ | 更新情報をチェックする

2010年09月08日

心の解毒!10日間で100時間の瞑想体験(その2)

ニューヨーク在住ホリスティック・ヘルス・コーチの太田あやです。

※この記事は「心の解毒!10日間で100時間の瞑想体験(その1)」の続きですので、前の記事から読んでくださいね!


さて、実際の瞑想がどんなだったか…というと、体力的にも精神的にも、それはそれは、しんどいものでした〜。


はじめの3日間くらいは、激しい腰痛があり、長時間同じ姿勢で座ることができず、体育座りをしてみたり、足を広げてみたり、クッションを積み上げて椅子のようにして座ってみたり…と、何度も姿勢を変えていました。

4日目からは、グループ瞑想の時間(1日3回各1時間)には、「動かずに座りなさい」と指示されます。でも、不思議なもので、その頃にはどうにかこうにか動かずに座れるようになってくるんです。

でも、その1時間はまるで拷問のようでした。

6日目のグループ瞑想時間中に、ものすごく足が痛くなったことがありました。

脂汗か冷や汗かよく分からない汗が噴き出してきて顔中を流れるし、涙もにじんでくるし…。汗と涙と鼻水の混ざった液体が口の中に入ってくるし…。それでもじっと動いてはいけないのです。

そのとき、ナイロン素材のトレパンをはいていて、クッションに浅く腰掛けていたせいで、お尻がクッションからだんだん滑ってしまい、苦痛にさらに追い打ちをかけるように、足にずっしりと負担がかかってきました。

もうどうしようもないくらい痛くて痛くて、「もうダメだ、足を動かして姿勢を変えよう」と思うのですが、痛すぎて、感覚が麻痺しちゃって、どこをどう動かしていいのかすら分からない…という状態。

「この1時間は永遠に続くんじゃないか…」と気が遠くなりかけたころに、ようやく終了。

つらかったからなのか、痛かったからなのか、よく分かりませんが、瞑想終了後、泣いてしまいました(声を出していけないので、押し殺して泣きました)。

その後も、すごく痛い時と楽な時を繰り返しましたが、先生によると「体に不快な感覚が表れるのは、心の奥底に沈んでいる不浄なものが浮かび上がってきている証拠。よい兆しです」ということでした。

それからは痛みや不快感を感じるときは「心がきれいになる過程だ!」と信じて我慢しました。

宙に浮いたりはしませんでしたが(笑)、足をどんな風に組んだのか、手はどこに置いたのか、どっちを向いて座っているのか分からなくなる…という感覚もありました。


しかし、だんだん最後の方はマシになっていったのです。

最初の方は、腰痛ベルトを使い、湿布を貼りまくっていましたが、後半にはだんだん不要に(25枚も湿布を使いました。苦笑)。

また、背中や足の下などに、まるで要塞のように積み上げていたクッションも、後半には不要に。

9日目辺りには、「このままずっと座っていたい…」という恍惚感すら感じることもできました。

最終日の最後の瞑想では、心の中に愛と感謝の気持ちがあふれてきて、涙があふれました。あまりに泣いていたので、周りの生徒やスタッフも寄ってきたほどでした(苦笑)。


…とここまで具体的に私の体験談を書いておいてなんですが、「体験」はひとり一人違います。もし、この記事を読んでヴィパッサナー瞑想をやってみたいと思った方、ご自身の経験と比較しないようにしてくださいね。「10日間、他の参加者とコミュニケーションしない」という目的は、他人と自分の経験を比較しないようにする目的があるのだそうです。


そして、この10日間何を学んだのか…ということは、次の記事で!

★U.S. Frontline10月20日号に「ストレスと解毒」という特集を執筆しています。今回の瞑想についても触れる予定です。乞うご期待!
これまでの執筆実績
posted by Aya Ota at 23:09| Comment(2) | 心のクレンズ | 更新情報をチェックする

2010年09月07日

心の解毒!10日間で100時間の瞑想体験(その1)

ニューヨーク在住ホリスティック・ヘルス・コーチの太田あやです。

今回、「ヴィパッサナー瞑想センター(Vipassana Meditation)」という非営利団体が行っている10日間の瞑想コースに参加してきました。

「瞑想」と聞くと「新興宗教みたいでアヤシイ?」と感じる方も多いかもしれませんが、ニューヨークでは、ストレスを軽減する・集中力を高める・平常心を保つ…などの目的のために、ビジネスマンから学生まで、たくさんの人が生活に瞑想を取り入れています。


ヴィパッサナーとは「ものごとをありのままに観る」という意味で、2500年も前から伝わるインドで最も古い瞑想法。

この瞑想センターでは、宗教や人種に関わらず誰でも参加して学ぶことができるのですが、なんと、宿泊・食事など全て寄付で運営されているのです(すごい!)。

このセンターは世界中にどんどん広がっていて、現在は約100のセンターがあるそうです。今回私が参加したマサチューセッツ州のセンターでは、男女各70人が参加する10日間のコースが毎月約2回行われ、しかも、数カ月先まで予約がいっぱい…というほどなのです。

日本にも京都と千葉にセンターがあります(下記ウェブサイト参照)。


この10日間、精神的にも体力的にも本当にきつかったですが、大きな学びや気づきがありました。「この10日で10年分の学びがある」と言った友人もいましたが、それ以上のことが得られたかもしれません。
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(写真を撮る余裕がなく…イメージ写真です!)

さて、この10日間、どんな風に過ごしていたかというと…。

●スケジュール
朝4時 起床

4時半〜6時半 瞑想

6時半〜8時 朝食・休憩

8時〜11時 瞑想

11時〜12時 昼食

12時〜1時 休憩

1時〜5時 瞑想

5時〜6時 ティーブレイク

6時〜7時 瞑想

7時〜 講話

講話終了後(8時半前後)〜9時 瞑想

10時 消灯

…という具合で、1日10時間、ひたすら瞑想のみ


ます、このコース期間中、『五戒』(殺さない、盗まない、性行為を行わない、嘘をつかない、麻薬類を摂らない)を守る…という基本がありますが、それ以外にもたくさんのルールがあります。

●コミュニケーション
パソコン、テレビ、電話はもちろんのこと、他の生徒たちとのコミュニケーションは一切禁止です。話すことはもちろん、ジェスチャーを使ったり、目を合わせたり、体に触れたりすることも禁止。さらに書くことも読むことも禁止です。携帯や本、ノートなどは登録の際、全て預けなくてはいけません。

10日目の午前中に「聖なる沈黙」が解かれますが、それまでは先生・スタッフ以外の人とは一切のコミュニケーションなしで過ごします。

はじめはどうなるかと思ったんですが、実際、上記のようなスケジュールだと、誰かと話している余裕すらなく、話さなくていいことが心地よかったです。私はメモ魔なのですが、思いついたことをメモできない…というのは、苦しかったです。


●宿泊
何人かずつ同じ部屋に寝泊まりしますが、宿泊だけでなく、食事・瞑想など一切の活動は男女別々に行われます。質素ですが、十分清潔で過ごしやすい部屋でした。私は4人のルームメイトがいましたが、みんなとてもいい人でした。


●服装
謙虚なものが求められ、露出が多いものやピッタリしたものなどは禁止です。


●食事
基本的に1日2回、朝と昼のみ、ベジタリアンの食事が出ます。
初めての参加者(New Students)のみ、5時のティーブレイクに果物を食べていいことになっています。

食事には、乳製品以外の動物性食品は一切使われていないのですが、とても工夫してあって、そこらへんのヘルシーレストラン顔負けの美味しさ。一日中瞑想ばかりで他の楽しみがなく、食事が最大の娯楽だったので(笑)、本当に救われました。

(※ベジタリアンの話は、また近いうちに書きたいと思います)


●運動
ヨガやジョギングなどの運動は禁止されていて、せいぜいウォーキングとストレッチのみ。私は毎朝、ラジオ体操をしていました。ふだんからラジオ体操をするので、第一も第二も完璧です(笑)!「あ〜、日本人にはラジオ体操があってよかった〜」と実感していました。


●お風呂
1日1回、5〜10分。共有のシャワールームを使って、休憩時間にシャワーを浴びます。

毎日の瞑想でヘトヘトに疲れ切っているので、私は、1分でも長く睡眠時間を確保するために、昼間にシャワーを浴びていました。歯磨きも夕方に終えておきます。9時のプログラム終了後、最低限のことをして、9時15分にはベッドに直行する…という毎日でした。


●瞑想
全員ホールに集まる「グループ瞑想」の時間が1日3回各1時間あります。
この時間以外は、自分の部屋(つまりベッドの上や椅子など)で瞑想してもいいのですが、私は部屋だと気が散ったり、だらけたりしそうだったので、全てホールで瞑想していました。


…という具合に、頭を剃ったり、袈裟を着たり、雑巾がけしたりする以外は、まさにお寺のお坊さんのような、過酷な10日間を送っていましたが、これらは全て瞑想の効果を最大限に引き出すために必要なのだそうです。



さて、「肝心の瞑想はどんなだったか」…というのは、次の記事で!

<参考URL>
ヴィパッサナー瞑想センター(日本語)
ヴィパッサナー瞑想センター

★U.S. Frontline10月20日号に「ストレスと解毒」という特集を執筆しています。今回の瞑想についても触れる予定です。乞うご期待!
これまでの執筆実績
posted by Aya Ota at 23:09| Comment(5) | 心のクレンズ | 更新情報をチェックする
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